破天荒で、男から逃げて回る母に連れられ、
転校を繰り返してばかりいた長谷川あい(岩井七世)は、
母の故郷であり、祖母の暮らす町へとやってくる。
そこであいは「合気道」と合気道を愛する3人の若者と出会う。
道場主の娘で、あいと同じ名を持つ沖田アイ(平山藍里)、
合気道らしからぬ名前でバカにされつつも、けなげに合気道だけを愛す、
でもやっぱりバカな山下三四郎(兼子舜)、
そして、アイと三四郎と幼い頃から合気道をやってきていた、
一番の使い手、村瀬ひとみ(山口ひかり)。
村瀬の父が工場で怪我をしたことから3人の関係は壊れ始めていた。
あいは合気道の理念に自分の今までの環境をスライドさせ、より深く、共感していく。
しかし、あいが合気道の精神に惹かれていく一方で、
ひとみが合気道を辞めると言い出した事から三人の和が崩れだしているのを見る。
転校続きで、人との和を一度も知らなかったあいは
初めて知った「和」を取り戻す為に、奮闘していく。
人の和、調和。あいは、新天地で初めて「和」を知り、「調和」を望み、
アイは、崩れた「和」の修復を望むが、その方法をつかめず、
三四郎は、頭が悪いなりに「和」を願い、
ひとみは、自分を犠牲にする事で「和」を目指す。
4人の答えは一つ。「和して歌うことだけが和を呼び戻す!」
そして全ての不和が正された時、全ての者達に笑顔が舞い降りる。